2007.11.01 Thursday
悲しい出来事
インターネットに掲載された毎日新聞の記事を見て唖然とした。
先月、島根県安来市主催の敬老会で「落語家・三笑亭夢之助さん」が独演会を行った時のことだ。会場には聴覚障害を持った方たちもいらっしゃるなか、手話通訳の方が3人配置され始まった。しかし、夢之助さんは、同じ舞台に立つ手話通訳の女性に対して「この会場は聞こえる方が大半ですよね」「気が散る」「どうにかなりませんかね」などと言い、退場を求めたという。通訳の方はやむを得ず舞台を降り、手話を続けたらしい。聴覚障害者からそのことを知らされた同県のろうあ連盟は、夢之助さんや市に抗議したというのだ。その後、夢之助さんは謝罪したとのことだが、これも食品の偽装表示問題につづく人を見下した傲慢な態度の表れであると言える。
「落語をしに来てやった!」といった、お客さんを小馬鹿にした態度が見え隠れする。「させていただく!」という意識と姿勢があれば、そんな暴言は出てこないのではないだろうか。どんなにすごい業績を残そうとも、人としていかがなものだろうか?
先月、島根県安来市主催の敬老会で「落語家・三笑亭夢之助さん」が独演会を行った時のことだ。会場には聴覚障害を持った方たちもいらっしゃるなか、手話通訳の方が3人配置され始まった。しかし、夢之助さんは、同じ舞台に立つ手話通訳の女性に対して「この会場は聞こえる方が大半ですよね」「気が散る」「どうにかなりませんかね」などと言い、退場を求めたという。通訳の方はやむを得ず舞台を降り、手話を続けたらしい。聴覚障害者からそのことを知らされた同県のろうあ連盟は、夢之助さんや市に抗議したというのだ。その後、夢之助さんは謝罪したとのことだが、これも食品の偽装表示問題につづく人を見下した傲慢な態度の表れであると言える。
「落語をしに来てやった!」といった、お客さんを小馬鹿にした態度が見え隠れする。「させていただく!」という意識と姿勢があれば、そんな暴言は出てこないのではないだろうか。どんなにすごい業績を残そうとも、人としていかがなものだろうか?